主人公アナスタシアことアナは21歳
卒業を間近に控えた女子大生。
ある日ルームメイトのケイトに学生新聞のインタビューの代役を頼まれる
インタビューする相手は大学に多額の寄付を寄せるクリスチャン・グレイ
クリスチャンは27歳にして巨万の富を気づきあげた若き青年実業家
何の接点もない二人が運命のいたずらでめぐり合う
21歳まで恋愛経験も無く(もちろんバージン)
自分にまったく自信の持てないアナは
突如目の前に現れたギリシャ神話に出てくる神の化身かと見まごうような
美しい青年、クリスチャンに心を奪われる。
クリスチャンもまたアナへ特別な感情を持ち、その感情に困惑する
後日新聞用の写真撮影で再開する二人
「私に近づいてはいけない、君にふさわしい人間ではないんだ」と告げるクリスチャン
好きな相手に拒絶されたと思い悲しむアナだったが
クリスチャンには誰にも言えない闇を持っていた
とまぁこんな出だしで始まる物語
最初のキスまで143ページも使って、どんな純愛もの?と思いきや
そっからはジェットコースターのように二人は結ばれます。
初キスはエレベーターの中で壁ドンキス
ドミナント(支配者)としてアナを支配したいクリスチャン
ロマンスを求め恋に恋するアナ
この二人の間には埋められない深い溝が
クリスチャンに喜んでもらいたい思いでサブミッシブ(服従者)への道を選ぶアナ
だけど、「more(アナのmoreは恋人として付き合いたい)」を望んでいるのも事実
この二つの感情のせめぎあいで結局は・・・・